- グレーテストショーマンとは?魅力と話題性をおさらい
- グレーテストショーマンが嫌いと言われる3つの理由
- ① フリークスを金儲けのために利用している
- ② 成功した途端、劇団員たちと距離を取る主人公
- ③ 史実を大きく改変し、美化されすぎたP・T・バーナム像
- なぜ南北戦争に触れない?映画に欠けていた歴史的背景
- グレーテストショーマンへの批判とファンの擁護意見
- まとめ:フィクションとして楽しめるかどうかが評価の分かれ道
グレーテストショーマンとは?魅力と話題性をおさらい
2017年に公開された映画『グレイテスト・ショーマン』は、興行的に大成功を収めたミュージカル映画です。主演のヒュー・ジャックマンが演じるP・T・バーナムが、貧しい少年時代から成功を掴むまでの物語が描かれています。
感動的なストーリーや壮大なミュージカルシーンが人気を集め、多くの人々を魅了しました。しかし、一方で「事実を大きく改変しすぎている」「倫理的に問題がある」といった批判も少なくありません。
では、具体的にどのような理由で『グレーテスト・ショーマン』が嫌いと言われるのかを見ていきましょう。
グレーテストショーマンが嫌いと言われる3つの理由
① フリークスを金儲けのために利用している
P・T・バーナムは、いわゆる「フリークス(見世物小屋の出演者)」を集めてショーを行いました。映画では彼らを温かく迎え、居場所を与えたかのように描かれていますが、実際には「金儲けのために彼らを利用していた」と批判されています。
バーナムは、障害を持つ人や外見が特徴的な人々を見世物として興行を成功させました。その点が「搾取的ではないか?」と問題視されているのです。
② 成功した途端、劇団員たちと距離を取る主人公
劇中では、バーナムが貧しい状態からサーカスを成功させ、一気に大富豪へと駆け上がります。しかし、成功した途端に彼は劇団員たちと距離を取り、エリート層との交流を優先するようになります。
これに対し、「自己中心的すぎる」「仲間を大切にしない姿勢が共感できない」といった意見が多く見られます。映画の後半では和解するものの、一度裏切られたように感じた観客からの反発もありました。
③ 史実を大きく改変し、美化されすぎたP・T・バーナム像
『グレーテスト・ショーマン』の最大の問題点は、史実を改変しすぎていることです。実際のP・T・バーナムは、映画のような英雄的な人物ではなく、興行のために過激な宣伝や誇張を行うことが多かったと言われています。
また、映画では彼の生涯を美化し、誠実で家族想いの人物のように描かれていますが、現実のバーナムは商売のためなら何でもする実業家でした。この歴史改変が「事実をねじ曲げすぎている」と批判される要因の一つです。
なぜ南北戦争に触れない?映画に欠けていた歴史的背景
『グレーテスト・ショーマン』の舞台は1865年前後であり、アメリカでは南北戦争が真っ只中でした。しかし、映画の中ではこの歴史的要素が一切触れられていません。
南北戦争はアメリカの歴史において極めて重要な出来事であり、当時の社会状況に大きな影響を与えていました。その時代背景を完全に無視している点も、映画のリアリティを損なう要因として批判されています。
グレーテストショーマンへの批判とファンの擁護意見
『グレーテスト・ショーマン』に対する批判の声がある一方で、熱狂的なファンも多く、擁護する意見も存在します。
肯定的な意見の例
- 「映画はあくまでフィクションとして楽しむもの。史実と違っていても問題ない」
- 「音楽や映像美が素晴らしく、感動できる作品だった」
- 「バーナムの過去に問題があったとしても、映画のテーマ自体は前向きで良い」
一方で、批判的な意見を持つ人は、「史実をねじ曲げて美化しすぎるのは問題」と考えています。
まとめ:フィクションとして楽しめるかどうかが評価の分かれ道
『グレーテスト・ショーマン』は、多くの人を魅了した感動的なミュージカル映画である一方で、歴史的な事実を大きく改変し、美化しすぎた点が批判の的となっています。
映画を「史実に基づいたもの」として観るか、「フィクションとして楽しむもの」として観るかで評価が大きく変わる作品です。
歴史を知った上で映画を観ると、また違った視点で楽しめるかもしれません。あなたはこの映画をどう感じましたか?
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